お知らせ
『緊張』と『弛緩』~メリハリの重要性と簡易トレーニング法~
こんにちは!
茨城県つくば市のイーアスつくば内にある
脳梗塞メディカルリハ代表医師の小野間です。
皆様GWはいかがお過ごしですか?
先月はオープン初月にも関わらず、
非常に多くのお客様にご来店、ご成約頂き、
また早い方はリピートまでしていただき、
非常にありがたい限りです!
そして、それだけ社会から必要とされている事だと
改めて強く自覚しているところです。
これからもよりよいサービスを提供し、
同時に医学的なエビデンスを形成、発信していく。
そのためにも皆様のご協力が必要です!
今後ともどうぞよろしくお願い致します!!
さて、今日は皆様に多少役に立つかな~
という事をご紹介させて頂きます!
GWに入られて、休みが取れた方は、
リラックスされてますでしょうか?
逆に離れた家族がきて普段より緊張している、
という方もおられるかもしれませんね(笑)
この緊張(ストレス)と弛緩(リラックス)
というのは、どちらがいいとか悪いとかでは実はないのです。
緊張と弛緩を交互に繰り返す事、
そのバランスを取る事、
それのメリハリをつける事。
それらが非常に大事になります。
リハビリでも非常に大事な概念で、
脳梗塞の後遺症の方は、
かなり多くの方が、筋肉の過緊張状態が
続いていると思われます。
これを医学用語では「痙縮」
と表現したりします。
この状態で筋トレとかをガンガン頑張ると、
逆に筋肉の緊張が亢進して、
余計に動かなくなる状況にもなりえてしまいます。
この場合、適切に緊張を取る、
弛緩させるトレーニングや処置が必要に
なってくるのですが、そこは結構難しい。
実際、健康な人も、頑張ることはできても、
なかなか意図的にリラックスする事って、
案外難しくないですか?
でもそこのアプローチ方法を身につけると、
非常に改善が促進されます。
日常生活でも、
頑張る時と休む時のメリハリを
しっかりつけられるようになると
回復力が増し、
その結果、力を出すべき時にしっかり出せる。
そういう風になるのです。
具体的にどうするか、というのは、
リハビリになると個別性が非常に高いので、
なかなかこの場で端的に、とは
難しいのではありますが、
逆に健康な人の場合なら
簡単にご説明はできます。
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【緊張と弛緩のスイッチングトレーニング】
①例えば、右手~腕に力を入れる。
全力で握りこぶしを作り、肘を軽く曲げ、
力こぶを目いっぱい作る。
これを10秒ほど持続。
②一気に力を抜く。
その時、脱力した感覚を十分味わう。
脱力がどういうものか、よくわかるはず。
それを全身の各パーツでやってみる。
最後は弛緩した状態で終わる。
そうすると、すごく力が抜けた感覚が掴めると思います。
この状態で眠りにつくとぐっすり眠れますよ!
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ただ、脳梗塞後で緊張が普段から強い方が試すと、
(健康な側の)力を入れる事で、
(麻痺側の)緊張が強くなる事がよくあり、
その解除は非常に難しいので、
後遺症のある方は控えて下さいね。
実際に後遺症で苦しんでいる方、
特に筋肉の緊張が強く、
そのせいで動きが上手くできずに苦しんでいる方は、
是非、当院にまでご足労頂ければ幸いです。
その際には、体験の方なら無料で出来る限りの事まで、
ご契約の方にはより詳細で濃密な内容を、
プログラムに組み込んでやらせて頂きます。
当然ですが、弛緩だけでもダメです。
力が抜けすぎてしまっては立ったり動いたりできませんからね。
『緊張』と『弛緩』のバランス。
それをバランスよくとり、メリハリをつけて、切り替える事。
それがどんな人にとっても非常に大事な事
だと思います。
ご興味がある方は、
是非お問い合わせから、
お願いします!
令和初の当店からのブログでした。
ではまた!
令和元年5月2日
代表医師 小野間 優介