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手が痛い・開かないといったお悩みの方へ

2020.08.07改善事例

こういった不安な要素があるかと思います。からだは正直です。少しでも「できない」「痛い」といった不安要素が増えるだけでからだの緊張が強まってしまいます。

これからお伝えさせて頂く内容は、今後の指先の曲がってきてしまう緊張を減らす手段の一つとして理解して頂ければと思います。

 

ここで大切なのは、「正しい感覚を与え続けていくこと」です。

それに対して脳からも「適切な運動」へと変化させていきます。

そのためには、

  • ①感覚(触られた・押された・引っ張られた等)

  • ②姿勢コントロール(右や左や傾いていたりしていないか?)

  • ③運動のイメージ(いまからこの動きをする!)

  •  

というような適切な運動をコントロールするために必要な要素があります。

なので、ゆびさきを頑張って伸ばそう、伸ばそうとすると、却って緊張が高まってしまうということが起きてしまうんです!

 

普段、私達も何か物を取るとき等で「指先を頑張って伸ばそう!」とは考えませんよね?そこに物があるから「それを取ろう」とするまでです。ですが、現時点では指を頑張って伸ばそうとする別の運動神経を使ってしまっていると考えられます。

これが緊張を高めてしまっている原因だと考えます。普段と違う脳の働きをしてしまっているんです。

 

よく「指を握ったり、開いたりする練習をたくさんしているんだ」という話を他のお客様からも聞いたりします。

ですが、それはもしかすると、必要以上に指を握るという筋肉を使いすぎてしまい、それが筋肉の硬さを助長させてしまったゆえ、逆に開きにくくなってしまうといったケースもあります…

 

必要なのは、ゆびさきが力みなく伸ばせることです。一度指先から意識が離れると、ふと力が抜けている瞬間があります。

どういう時か?というと、先ほど述べたように、目の前にあるモノを取りにいこうとした時です。

 

その瞬間、意識が「モノ」へと変わっていますので、その瞬間に脳が「モノ」を取ろうとする一連の動きを作っているんです。

ですが、ゆびさきの意識が離れることができたとしても、今度は②姿勢のコントロールが必要になってきます。姿勢のコントロールというのは、ゆびさきが十分に力みなく伸ばせるためには手首の関節が安定していることが必要になります。また、その手首の安定性をつくっているのはひじ関節です。そして肩関節肩甲骨体幹といった「幹」となる部分がしっかりしているからこそ、遠い部分での運動がコントロールしやすくなると言われています。

 

今まで必要以上に使用しなくなってしまった筋肉は動かさないでいた期間がある分、衰えてしまっています。(一週間でも動かさないでいると、筋肉は15%以上も落ちてしまうと言われています)そのため、1回、2回の運動で筋力が元の状態に戻っていくためにはある程度の期間が必要になりますが、筋力を発揮させる力は1回のトレーニングでも効果があります!

 

こういったトレーニングの積み重ねにより、色々な刺激が、神経を通して脳に伝われ、運動といった反応に変えていき、機能改善を図っていきます。

 

脳が運動へと変える命令がしやすくなると、あとはその訓練の繰り返しが必要になります。それにより、運動機能が改善されていき、また運動に伴う痛み(肩まわり)も軽減されていきます。

 

そのため、日々の自主トレーニングの課題が難しすぎてもダメだし、簡単にしすぎても効果がうすくなってしまうです。量と質という部分になります。

 

当院の自主トレーニングの部分は、「ちょっと頑張ったらできるかも!」というところを追求していきます!多少、意識する部分がありますが、だからこそ、頑張って取り組んでいただければと思っております!

 

ご相談や無料体験も行っておりますので、ぜひ気軽にお問い合わせ下さい!

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