お知らせ

『緊張』と『弛緩』~メリハリの重要性と簡易トレーニング法~

2019.05.02脳卒中

こんにちは!

 

茨城県つくば市のイーアスつくば内にある

 

脳梗塞メディカルリハ代表医師の小野間です。

 

皆様GWはいかがお過ごしですか?

 

先月はオープン初月にも関わらず、

 

非常に多くのお客様にご来店、ご成約頂き、

 

また早い方はリピートまでしていただき、

 

非常にありがたい限りです!

 

そして、それだけ社会から必要とされている事だと

 

改めて強く自覚しているところです。

 

これからもよりよいサービスを提供し、

 

同時に医学的なエビデンスを形成、発信していく。

 

そのためにも皆様のご協力が必要です!

 

今後ともどうぞよろしくお願い致します!!

 

 

 

さて、今日は皆様に多少役に立つかな~

 

という事をご紹介させて頂きます!

 

GWに入られて、休みが取れた方は、

 

リラックスされてますでしょうか?

 

逆に離れた家族がきて普段より緊張している、

 

という方もおられるかもしれませんね(笑)

 

この緊張(ストレス)と弛緩(リラックス)

 

というのは、どちらがいいとか悪いとかでは実はないのです。

 

緊張と弛緩を交互に繰り返す事、

 

そのバランスを取る事、

 

それのメリハリをつける事。

 

それらが非常に大事になります。

 

リハビリでも非常に大事な概念で、

 

脳梗塞の後遺症の方は、

 

かなり多くの方が、筋肉の過緊張状態が

 

続いていると思われます。

 

これを医学用語では「痙縮」

 

と表現したりします。

 

この状態で筋トレとかをガンガン頑張ると、

 

逆に筋肉の緊張が亢進して、

 

余計に動かなくなる状況にもなりえてしまいます。

 

この場合、適切に緊張を取る、

 

弛緩させるトレーニングや処置が必要に

 

なってくるのですが、そこは結構難しい。

 

実際、健康な人も、頑張ることはできても、

 

なかなか意図的にリラックスする事って、

 

案外難しくないですか?

 

でもそこのアプローチ方法を身につけると、

 

非常に改善が促進されます。

 

日常生活でも、

 

頑張る時と休む時のメリハリを

 

しっかりつけられるようになると

 

回復力が増し、

 

その結果、力を出すべき時にしっかり出せる。

 

そういう風になるのです。

 

具体的にどうするか、というのは、

 

リハビリになると個別性が非常に高いので、

 

なかなかこの場で端的に、とは

 

難しいのではありますが、

 

逆に健康な人の場合なら

 

簡単にご説明はできます。

 

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

【緊張と弛緩のスイッチングトレーニング】

 

①例えば、右手~腕に力を入れる。

 

全力で握りこぶしを作り、肘を軽く曲げ、

 

力こぶを目いっぱい作る。

 

これを10秒ほど持続。

 

②一気に力を抜く。

 

その時、脱力した感覚を十分味わう。

 

脱力がどういうものか、よくわかるはず。

 

それを全身の各パーツでやってみる。

 

最後は弛緩した状態で終わる。

 

そうすると、すごく力が抜けた感覚が掴めると思います。

 

この状態で眠りにつくとぐっすり眠れますよ!

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

 

ただ、脳梗塞後で緊張が普段から強い方が試すと、

 

(健康な側の)力を入れる事で、

 

(麻痺側の)緊張が強くなる事がよくあり、

 

その解除は非常に難しいので、

 

後遺症のある方は控えて下さいね。

 

実際に後遺症で苦しんでいる方、

 

特に筋肉の緊張が強く、

 

そのせいで動きが上手くできずに苦しんでいる方は、

 

是非、当院にまでご足労頂ければ幸いです。

 

その際には、体験の方なら無料で出来る限りの事まで、

 

ご契約の方にはより詳細で濃密な内容を、

 

プログラムに組み込んでやらせて頂きます。

 

 

 

当然ですが、弛緩だけでもダメです。

 

力が抜けすぎてしまっては立ったり動いたりできませんからね。

 

『緊張』と『弛緩』のバランス。

 

それをバランスよくとり、メリハリをつけて、切り替える事。

 

それがどんな人にとっても非常に大事な事

 

だと思います。

 

ご興味がある方は、

 

是非お問い合わせから、

 

お願いします!

 

 

 

令和初の当店からのブログでした。

 

ではまた!

 

令和元年5月2日

 

代表医師 小野間 優介

#イーアスつくば,#つくば,#トレーニング法,#リハビリ,#脳梗塞,#茨城

おすすめ記事